「幌内鉄道」が開業した1882(明治15)年に江別駅が開設され、以降、石狩川や千歳川の舟運と、鉄路が交わる交通の要衝として江別は隆盛を極めました。
1889(明治22)年に開業した野幌駅には1930(昭和5)年に夕張鉄道が乗り入れ、その名残は今は通称「きらら街道」姿を変えています。
そのほか、江別と当別を結ぶ「江当軌道」や「江別発電所専用線」、「製紙工場専用線」もあり、当時の様子を記憶している方も多いことと思います。
江別市郷土資料館ロビー展「写真で見るえべつの鉄道」では、明治から昭和の時代を飾った蒸気機関車の勇ましい姿など50点を超える写真や、地図などで江別の鉄道の歴史を紹介しています。
夕張川鉄橋を渡る急行「阿寒」や夕張鉄道のキハ253など昭和30年代の写真や、「北海鋼機専用線」の機関車(協三製作所製)、北日本製紙江別工場の1号機関車(ナヌミス ウィルソン製)など、どれも鉄道ファンならずとも興味を引くものばかりです。
また、昭和初期の野幌駅を撮影した約4分間の16ミリフィルム(DVDにコピーしたもの)を閲覧することができ、ここには、C50型やC51型蒸気機関車などの動いている姿が記録されています。
このロビー展「写真で見るえべつの鉄道」は、無料で開放されおり(常設展示を見るには有料)、16ミリフィルムを閲覧するときは、職員に声をかける仕組みとなっています。
江別市郷土資料館ロビー展
「写真で見るえべつの鉄道」
場所 江別市郷土資料館(江別市緑町西1丁目38)
電話 011-385-6466
開催期間 2017年7月15日(土)~9月24日(日)
開館時間 9:30~17:00
休館日 毎週月曜日(祝日を除く)、7/18、8/15、9/19
入場無料(常設展は有料)
アクセスマップ・地図
・公共交通機関
バス停/中央バス「青年センター」下車徒歩2分
JR函館本線_江別駅より徒歩13分
・自家用車/厚別区(新さっぽろ駅)より約25分
【関連記事】「江別・野幌情報ナビ」より
【蒸気機関車?】コンビニ駐車場にブルーシートで覆われた謎の車両[北海道江別市文京台(大麻地区)]
【PR】
江別の楽しい情報満載!「みんな」が主役のブログサイト
江別市民ブロガーズ
【PR】
江別市の居住環境が分かる
WEBサイト「えべつのくらし」
江別市は、札幌市に近い 札幌のすぐ隣 電車で16分(札幌-野幌間、快速) 都市機能と自然環境が調和した住みよいまち江別市 江別(江別市役所)-新札幌(厚別区役所)間は一般道で19分、江別-岩見沢(岩見沢市役所)間は一般道で33分の距離です。